iPhonex 分割審査落ち。日本もアメリカ並のローン社会に入ったのか
新しい機種が出るとすぐ飛びついて買えるお金持ちが大勢いらっしゃっていいなーと思っていたのですがどうやらそうでない人もいるということが判明しました。
iPhone xの分割払いの審査が通らない人がいることに驚きをかくせません
iPhone xは10万円を超えているために割賦審査が厳しくなっていて通らない人が続出しているとのことです。
過去に何かしらの未払いがあるとか年収が低いなど信用に問題がある人達が審査に落ちています。
審査に通る方法を指南しているサイトがたくさんあります。
私が驚いているのは審査の通らない状況で10万もする新しいスマホを買おうとしていることです。
もっと安いスマホの選択肢がたくさんあるにも関わらず。
学生さんでアルバイトしか収入源がないと審査通らないそうですが、社会人で審査通らない人は問題外です。リボ払いは言語道断。
審査に落ちるのなら分割で物を買う行為を諦めないといけません。
10万ちょっとのものを一括で買えないというのは当然ですが貯金がないことを意味します。
私は仕事でパソコンがどうしても必要なので20万くらいのものを何台も換えてきました。これは仕方がありません。それでも分割では買っていません。
賢いお金持ちは新製品に飛びついていない
お金がたくさんある人はいくらでも新しい機種に買い換えても問題はないと思います。
しかし私の知り合いの金持ち社長は2万円ほどのスマホを2年おきに買い換えています。その買い方が一番コスパがよいそうです。
10万で買ったiphoneを10年使う人はいるでしょうか?
でも、2万のスマホを2年おきに買い換えると10年で10万円です。しかもいつも新しいです。
バッテリーは2年でだめになるケースが多いですよね。
ですから安いスマホを2年で回すのは理にかなっています。
新品など買わず、税金対策のために4年落ちのベンツを買う行為と似ています。
そして高所得者ほど格安SIMを使っているそうです。
楽天モバイル
知り合い社長も早くから格安SIMです。楽天モバイルなんてスマホ代3000円余裕で切ります。
ソフトバンク、au、ドコモの3大キャリアを使っている人は月々6000円から1万円支払っています。
つまり貧乏人ほど無駄なものにお金を使っているということになってしまいます。
◇金持ちは物を道具として使います。
◇貧乏人は物を見栄として使います。
極端な言い方をするとiPhoneの10万円スマホは貧困ビジネスです。だってアップルのパソコンMacを持っていないのに高価なiPhone持つメリットはそれほどありませんから。
最新のスマホを持っていることが若い人々の唯一のアイデンティティーなのか?
最近の若者は・・・なんて言いたくありませんし、若い方でもしっかりしている方が大勢いらっしゃることを重々分かっています。
けれども少なくともアイフォンの審査に落ちて騒いでいる人はどうなっているのかと思います。
10万ちょっとのものを分割でしか買えないのに危機感なく裏技を使ってでも手に入れようとする姿勢。
狂気としか思えません。その日暮らしの綱渡り人生。サーカスの団員か!
その十万円の投資があとでリターンとなって返ってくるならローンでもなんでもして手に入れる価値はありますが、スマホに10万の価値なんてそもそもないと思っています。
その10万のスマホでゲームをやって課金していたら目も当てられません。(お金持ちなら全然OKですが)
なにかアップルとゲームアプリ会社に搾取されるために生をうけたような切なさを感じてしまいます。
スマホなんてスマホケースつけてしまえば中身が何かは分からないのですが、アイフォンは何もつけないほうが美しい!とか言っちゃって、見せびらかしたいだけなのでしょうが、それ故に落っことして修理費がかかったり寿命を縮めたりと見栄にお金を使うことは本当にバカバカしく自分の首を経済的に絞めているということに早く気付かないといけません。
加えてそんな若者の中に奨学金で大学をでていて返済義務がある人が含まれているのであれば人生詰んでいるとも捉えられます。
直ちに生き方を見つめなおす必要があると思います。
なんとかなると思っていらっしゃるかもしれませんが、たいていの方はそんな状況に陥らないためになんとかしてきた人達なのです。
闇金からお金を借りていても返せばなんとかなると思っているのと同じですね。大概なんとかなりません。
お金がなくて結婚して、そして子どもができてもなんとかなる!という人が一定数いつもいますが、将来子どもを大学にやれず、教育費もかけず、人並み以下の暮らしと人並み以下の将来を保証するような人生はなんとかなっているとは言えない人も多いと思います。
香港でiPhone Xが売れていないというニュース
経済好調の香港でも庶民までその恩恵はやはりトリクルダウンしていない模様でアイフォンXの売れ行きも芳しくなく、在庫山積みとのことです。
どれだけディスプレイが良くなろうがそれでみているのが画像の悪いユーチューブだったりだと意味がありません。
カメラの機能ももう十分でこれ以上上がるメリットが考えられません。現実世界よりももっと美しく写る!とかだったらちょっと面白いかもしれませんが。
認証が顔認証になったからといって10万円超える価値があるのでしょうか。
先進国の経済の先行きは軒並みに悪く、価値のないものに大枚はたけなくなっているのが実情ではないでしょうか。
賢い消費者になることがお金持ちになるために必要不可欠な要素であります。
ファーウェイ締め出しからのアップルショック
アメリカのファーウェイ締め出し令によって中国でアップル社のスマホの売れ行きが鈍化し、アップルの株価も暴落しました。
アップル向けスマホのディスプレイを大量に作ろうとしていた日本のジャパンディスプレイも2019年6月に1200人の早期退職者を募り、石川県にあるまだ新しい白山工場は一時的に閉鎖となりました。
世界のスマホ市場も頭打ちしているようです。
最新のスマホに10万円も出す時代じゃなくなってきている証拠です。格差が広がり貧しい人の割合の方が拡大しています。
値段に見合う価値のない品物にお金を出すことは賢い選択とは言えません。