お金が無ければ小さな家に住めばよい。スモール(タイニー)ハウスムーブメント!住宅ローンしね!

2018年11月29日

我々の人生は住宅ローンを支払うために存在するのか

子供は二人いて奥さんは専業主婦。広々としたキッチンで子供のために菓子も手作り。料理も上手でフードプロセッサやらジューサーやら色々な機材を置くのに広いキッチンは必須。

広い庭には犬がいて、夏にはそこでバーベキュー。ゴルフ練習ネットがかけてありちょっとした練習ができる。

広めの屋根裏部屋からは家族全員で天体観測ができる。吹き抜けのリビングにはピアノが置いてあり、娘が夕食後に奏でてくれる。

にぎやかしい夕食の後は書斎兼オーディオルーム兼バーカウンターな部屋でシングルモルトを飲みながら一日の疲れを一人でジャズとともに癒す。

どこの国のおとぎ話ですか!

住宅ローンは毎月毎月払い終えるその何十年後まで月一回必ず支払わねばなりません。恐怖ですね。

支払いが滞り、返済不可能となると家を手放した上に差額のローンだけ残るといういたたまれない現象に陥ってしまいます。

業績悪化による給料、ボーナスのカット、離婚、リストラ等、人生で先の読めないことは多いのに、住宅ローンはまったなしです。

家庭を平和に保つためにはまず住宅ローンを毎月しっかり返さないといけません。住宅ローンの返済ができないと家庭は崩壊するわけです。

AIだ移民だと行き先不透明すぎるこの時代、何十年も住宅ローンに縛り付けられる
ことは「カイジの鉄骨渡り」ばりの綱渡りと言えるのではないでしょうか。

鉄骨渡りでは落ちれば即死ですが、住宅ローン綱渡りは落ちたらそこに地獄が待っているのです。鉄骨渡りより悪質といえますね。

余裕のある人は十分な頭金を入れてローンを組むかキャッシュで住宅を購入するでしょうから、現在住宅ローンを抱えて苦しんでいる人々はほとんど住宅ローン返済のために生きているといっても過言ではないと思います。

雨風を凌げればそれほど大きな家に住む必要はない

スモール(タイニー)ハウスムーブメントは1990年代の後半のアメリカに端を発します。

小さい家の方が経済的でハリケーンが来たりしてもすぐまた建てられます。

そしてリーマンショック、サブプライムローン問題で多くの人が住宅ローンを返済できなくなり、このスモールハウスムーブメントは加速します。

住宅だけでなく、車や家具から電化製品に至るまで何でもクレジットカードなどでローンを組んでしまうローン大国アメリカのアメリカ人達の一部はこれまでの生き方を猛省したのでした。

下の動画で森の中にスモールハウスを建てたジェイさんにかかった金額はわずか5000ドル。50万円ほどです。

50万円は材料費で工賃はジェイさんが自分で建てたのでゼロ円です。

ジェイ・シェーファー氏(Jay Shafer)はタイニーハウスムーブメントのゴッドファーザーと言われており、この運動の立役者の一人です。

ザ・スモールハウス・ブックという2010年に出版された本の作者でもあります。日本のアマゾンでも彼の本を購入できます。

デザインを設計して実際に建てて売っているようです。
施工費をいくら取るのか分かりませんが。

ジェイさんはビジネスとしても勿論重視していますが、日本と比較にならないほど存在するアメリカのホームレスの人々に対して低予算の住宅をなんとか利用できないかとも考えているようです。

小さな家に住むのも現実的ではないが土地に縛られることは避けたほうがよい

タイニーハウスムーブメントなるものが世界中に広まっていて住み方の価値観が変わってきています。これからは人生100年時代とも言われることも、世界経済の停滞からも、どのようにこれからの未来が変わっていくかなかなか予測が立てにくいです。

今働いている会社が5年後存続しているかもあやふやな現在で、住宅ローンを抱え一箇所の土地に縛り付けられることは大変なリスクであるとみます。

都会を離れ地方に住むことを選択しないといけなくなるかも知れませんし、更に日本を捨てて世界にでていかないといかなくなる羽目になるかも分かりません。

これからの世の中を死ぬまで無事サバイブするためには身軽でいることもひとつの条件なのかもしれません。

そうやってなんとか生き延びているうちに、タイニーハウスがもっと現実的に誰でも低価格で購入できて建てられる世の中になっているかもしれません。

なんとも夢のない話で息が詰まってきますが、、、。
古い幸福の価値観を捨て去り新しい社会に適応できる人間にならないと生きていけなくなるかもしれません。