大阪の貧困夫妻のドキュメント「助けてが届くまで」

2023年1月2日

シングルマザーばかりに耳目が集中しがちですが、両親世帯の貧困に焦点を当てたのが今回のドキュメントです。

大阪府内に住む山下さん一家(仮名)のママは20歳。高校2年生の時に出会い系サイトでパパ(ドキュメンタリー出演時35歳)と出会い系サイトで知り合い17歳で娘を妊娠しました。

そして高校を中退して福井からパパのいる大阪へ。
「親に言えずに産んだけどまあかわいいからいっかと思って、、」
親のサポートなしで子供が子供を産んでいるんですね。阿鼻叫喚。幸せになれるはずはありません。

35歳のパパはいわゆるクズDQN

日払い鳶職の35歳旦那はいい年をして髪の後ろを伸ばしているDQN。

月の手取りが良い月だと25万ももらえることもあるのにほとんどを自分の小遣いにして家に最低限しか入れないし、貯金も全くできていません。

シャワーのついていない風呂と汲み取り便器の家賃3万円のボロボロ住宅に15歳も年下の女房と2歳の娘を住まわせておいて稼ぎの殆どを使ってしまう上に借金が50万ほどあるといいます(本人談)。本当は300万ほどあるのかもしれません。テレビカメラの前で本当のことは言わないかもです。

性根の悪そうな男には見えませんが、やっていることは完全にクズです。

「何かあってパッと金を使わなければならないときは借りてしまう」と言っています。いきあたりばったりでその日暮らしをしています。飲んだりキャバクラに行ったりパチンコしたりするのでしょう。

そもそも奥さんとの出会いがサイト経由の援交やパパ活であれば娘は犯罪の元にできてしまったことになります。厳しく言うと欲望のままに生きる動物とあまり変わらないひとモドキです。

しかしながら彼がどのような家庭環境でどのように育ったかしらないわけですが、私ワープア太郎自身同じ環境で育ったならば同じような人間になってしまうだろうということは容易に想像できます。

子供の6人に1人が貧困と言われるようになって久しいですが、少子化に抗ってくれている親御さんの多くがこのような親であった場合、日本の未来が更に暗くなるようでやるせないです。

具なしのうどんと止められる光熱費

2年前に頑張ってお金を貯めようね!と二人で話していて17万円あった貯金が今では1000円の残高になっています。

こんなのでは光熱費も払えるわけはなく滞納しています。水道も停止予定日のハガキが来たりしています。

子供が実はもうひとりいるのですが、生活苦で育てられず乳児院に預けています。この分だと2歳の娘もいつ施設へ預けないといけないかわかりません。

月1万5000円でなんとかしろというクズ旦那。喧嘩してそんなんやったらもう家に金入れへんと脅すヒトモドキ旦那。泣き出す娘。ここは地獄です。何の救いもありません。

3週間家出しても結局戻ってきたママ

全てに嫌気がさしノイローゼにもなり家出してしまった20のママ。子供も心配になりDQNに結局連れ戻されます。

しかし状況は何も変わっていません。変わるためにはDQNが借金したり交遊費に金を使わずきっちりと家にお金をいれるだけです。

このようなだらしない男を真人間にするためのサポートも必要なのではないかと思いました。離婚しても養育費を払わない男性も多くいます。シングルマザーの貧困は別れた旦那の責任でもあります。

このままいくと離婚してママは風俗産業に身を沈めるという未来しか見えません。

今回活躍されていた子ども家庭サポーターの辻由紀子さんは19歳で出産23歳で離婚し辛くきつい人生を歩んで来られました。

その経験を活かし同じような環境で苦しむ人々のために活動されています。天使のようです。

凛とした姿、立ち振舞い。何事にも動じないで焦らず一つ一つ行動する様子に感動しました。なんと強く頼りがいのある方でしょうか。そして笑顔を絶やさない辻さん。

彼女の理想である「親も子も笑顔で安心して暮らせる社会」の実現のために私達一人ひとりも何ができるか考えないといけませんね。

辻由紀子さんが代表や理事などをしている団体

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ほくせつ親子防災部
西成チャイルドケアセンター

ドキュメント冒頭に出てきた西成子供食堂
西成チャイルドケアセンター

支援が必要な方は各施設に繋がる。そうではないかたは支援する方に回る(寄付なども含め)ことで少しでも良い社会になることを祈ります。

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