サラ金アイフル大地真央さん。あなたに愛はあるのか?
お笑い芸人や右も左もわからないグラビアアイドルなら言わずものがなですけれど、60歳をとうに超えた大女優がサラ金のCMに出るっていかがなものでしょう。
サラ金からお金を借りる人の特徴5つ
サラリーマン金融(サラ金)からお金を借りる人々の特徴は多様ですが、一般的には以下のような特徴が考えられると思います。
1)緊急の資金調達が必要
サラ金は手続きが迅速で、審査が比較的緩やかなため、緊急の資金調達が必要な人々が利用しやすいです。例えば、急な出費や家族の病気、失業などが理由でお金を借りることがあります。
2)信用情報に問題がある
銀行や信用金庫などの一般的な金融機関は、借り手の信用情報を重視して審査を行います。これに対して、サラ金は信用情報があまり良くない人でも融資を受けられることがあります。
3)小額の借入が必要
サラ金は、小額の融資に対応しており、数万円から数十万円程度の資金が必要な人々にとって適した選択肢となります。
4)非正規雇用者や自営業者
非正規雇用者や自営業者は、一般的な金融機関からの借入が難しい場合があります。サラ金は、これらの人々にも融資を提供しているため、利用されることがあります。
5)金利や手数料に対する理解が不足している
サラ金の金利や手数料は、一般的な金融機関に比べて高いことがあります。しかし、金利や手数料に対する理解が不足している人々は、これらのコストを十分に認識せずにサラ金を利用することがあります。
真の弱者と情報弱者から搾取するビジネスモデル
上記した1~5を考えると全て信用のない経済弱者と情報弱者が借りてということになります。もちろん1~5に当てはまらない方もいるでしょうけど。
弱者に低金利で貸し付ければ社会貢献になりますが、ビジネスですからもちろんそのようなわけにはいかなことは分かります。
2010年の改正貸金業法により総量規制と上限金利が設定され汚いイメージも払拭されつつありますが、サラ金業者が実施する弱者いじめのビジネスモデルが変わったわあけではありません。勿論サラ金業者に愛などあろうはずもありません。
しかしどうしてもお金が必要な人がいて適切な営業を行っていればサラ金も批判されるべきではありません。
ですが、上記5番の金利や手数料の理解が不足している情弱への貸付はとてもイメージが悪いです。そしてそれらの人々を釣っているのがテレビCMだと思います。
「そこに愛はあるか?」などのキャッチフレーズで、軽い気持ちで重い金利の借金をさせるのは良いことと言えよう筈がありません。
商売や経済活動というものは概ね、不必要なものを売ったり価値のないものをさぞかし価値があるように売ったりサービスしたりする行為を多少含み、負い目を感じていない人はほとんどいないと言えます。
そこで大地真央さんです。
大地真央さんに愛はあるのか
ここに軽い気持ちでアイフルからお金を借りたことのある就活大学生Aがいるとします。
公正な採用のため「応募者の適性と能力のみを基準にして選考しなければならない」と決められてはいますが、企業は奨学金以外の借金のある者を採用したいはずがありません。
Aの第一志望の会社の採用基準にAは達していましたが、信用調査の結果Aは入社できませんでした。
このようなことは往々にしてあるわけで、自分の出たCMで人様の人生を悪い方に変えるという可能性を予測するなど60歳を超えていれば余裕でできないといけません。
パチンコなどのギャンブルのCMも人様をギャンブル中毒症に誘う悪影響をもたらすという自覚が必要です。そんなことより目先の金!という潔さを自覚した上で悪であると承知で出演して欲しいものです。
この勢いなら大地真央さんのパチンコ台もでるのではないかと思ってしまいます。
そのようなマイナスの想像力を全く持たない人物であるのか、はたまたどうしてもお金が欲しい状態にいるのかさっぱり彼女がアイフルのCMに出演する理由が分かりません。
大地真央さんがアイフル取り立て問題を知らない訳がない
アイフルはかつて過剰な営業や恫喝的な取り立て行為が原因で社会問題になったことがあります。2005年には「アイフル被害対策全国会議」が結成され金融庁に意見書が提出されました。
アイフルだけに限りませんが当時のサラ金は借りてに鬼電をして精神的にプレッシャーを与えたり、家族や職場にも鬼電して社会的プレッシャーを与えたり、実際に自宅まで来て恫喝的な言動や暴力的な態度で金を返すよう要求していました。
このことをリアルタイムで良く知っているはずの大地真央さんがよくアイフルなんかの宣伝に出られるなという声が多く聞くことができます。
とても哀れな人だと個人的に思います。自分さえ良ければいいという人が少しでも少なくなることを願います。