金融用語デリバティブとはなにか分かりやすく。

リーマンショックのサブプライムローンでも話題となったデリバティブ

デリバティブ取引が行われるようになったのは1980年代ですが、その取引が大問題となったのは以下です。

2007年からアメリカの住宅ローン問題がくすぶりはじめ、2008年リーマンブラザーズが経営破綻、2009年までの世界的金融危機がおこりました。

デリバティブは一般的には金融派生商品と訳されます。

もともとあった取引である、株式、債券、通貨などから派生した金融商品です。

サブプライムローンは本来家を購入できないような低所得者層に向けた住宅ローンです。

住宅を購入しない方がよい理由

当時は住宅バブルのピークでしたから低所得者層も投資として住宅を購入し、売り抜ければ利益を出すこともできました。

とは言え、銀行が彼ら低所得者にお金を貸し出すと貸し倒れしてしまう可能性が大きいです。

そこでローンを証券化し、世界中に売りさばきました。

デリバティブ取引の代表的種類4つ

①まず先物取引です。

将来の売買価格や数量を現時点で決めて将来の約束期日に契約を実行する取引が先物取引です。

先物の種類は商品先物、債券先物、株価指数先物などがあります。

商品は農作物、原油、金属などのコモディティ、債券は日本では国債、株価指数はNIKKEI225、日経平均株価300などです。

②オプション取引

先物取引は現物を売買しますが、オプション取引はその権利を売買します。権利なのでその権利を実行せず放棄することもできます。(実行が不利である場合)

③スワップ取引

金利スワップ、通貨スワップ、クレジットデフォルトスワップ(CDS)などの種類のスワップ取引があります。

④天候デリバティブ

天候の影響で売上げなどが左右される企業がリスクヘッジするためにやる金融商品というのが基本的なコンセプト。個人ではなく法人が契約する金融商品です。