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日本のキャッシュレス化は外貨獲得のためにだけすればよい

日本はキャッシュレス化が遅れている、後進国だなどと
ニュースで耳にします。

後進国だなんて言葉を聞くととてもマイナスナイメージを
受けて気分を害してしまいます。

日本でキャッシュレス化が進まない素晴らしい理由

こんな記事の見出しを書くと、最近良く見聞きする
日本がいかに素晴らしいかを大袈裟に誇張する番組や
ユーチューブの動画を、日本経済衰退のガス抜きとして
視聴率を稼いでいるのではないかと訝しく思う身としては
同じ穴の狢ではないかと疑われるかもしれませんが
そうではありません。

良いものはよい、悪いものは悪いという姿勢でこれからも
金融記事を書いていきます。

前置きが島根県の斐伊川(ひいかわ)のように
そこそこ長くなってしまいました。すみません。

理由1 貯蓄を良しとする国民性。

日本には貯蓄ゼロの世帯がなんと30%もいるとのこと
ですが、世界のほかの国とくらべてまだまだ貯蓄神話は
崩れていないと思います。

いつもニコニコ現金払いという言葉も人口に膾炙しています。
支払いは絶対電子マネーやクレジットカード!という人は
少ないですね。

そのような支払い方をするといくら使ったか把握しにくくなりますし
目的に応じて電子マネーやクレカを使う賢い日本人が多いです。

公共料金の引き落とし、ガソリン、航空チケット、通販などでは
ポイント狙いでクレジットカード等を使用し、
普段の生活では現金というスマートな方が多いです。

電子マネーもSUICAやPASMOは普段の移動の時には
小銭要らずでスムーズ且つ素早く大変便利です。
目的型電子マネー。流石です。

このように金銭管理をしっかりできる国民性がキャッシュレス
社会を遅れさせています。それは悪いことではありません。

理由2 全国津々浦々に大量のATMがある

銀行や郵便局のATMに加えてコンビニでもATMが使えるため
咄嗟に現金が必要になっても23時くらいまで全く困らなく
なりました。

一昔前までは銀行などでしかATMは使えず利用時間も限られて
いましたが、コンビニと提携することによって利用時間も
深夜まで延長されました。もちろん手数料はかかりますが。

ATMでお金をおろせば残高も常にチェックできます。

理由3 世界屈指の治安の良さ

私は治安の悪い海外に住んでいたころはどうしても深夜に
タバコが欲しくなると、タバコ銭だけ握りしめてわざわざボロボロで
ホームレスに見えるような服に着替え、命がけで近所のコンビニ
に向かったものです。

多額の現金をもって街を出歩くことが危険な国はたくさん
あります。

そのような国ではキャッシュレスなら便利だと思いますが、
日本では現金を排除して完全キャッシュレスにする必要性は
見出せません。

治安の良さに加えて偽札横行の少なさも特筆すべきですね

スマホの普及で急激なキャッシュレス社会に突入している
お隣中国では物の扱いが雑な人間が多いです。

それは紙幣の扱いにも及びます。しわくちゃお札、破れたお札、
セロテープなどで補修したお札など数多く出回っています。
そのようなお札は下手をすると受け取りを拒否されます。

公共の物を大切に使えない中国人にはモバイル決済が
うってつけであります。これなら破壊毀損できません(笑)

アリババとテンセントが主導する中国のキャッシュレス事情

スマホを使っての商取引決済がモバイル決済です。
日本ではおサイフケータイやアップルペイがモバイル決済に
当たりますがそれほど普及しているとは思えません。

中国がモバイル決済を主軸にキャッシュレス社会を突っ走って
いる現状を見る前に、中国の経済発展の軌跡を超ざっくり
おさらいしてみましょう。

中国で市場経済化への足がかりとした「改革開放」政策が取られた
のが1978年。経済特区が設置されたのもこの年です。

その後徐々に言論の自由も開放され1989年に天安門事件が
起きてしまいます。

1992年以降江沢民がさらに改革開放を推し進め
急激に経済が発展していきました。

そして中国がGDPで日本を抜いたのが2010年。

中国の携帯電話サービスは1995年に始まっていて、
スマートフォンの普及とかぶっているところがあり、
日本のようにポケベル⇒PHS⇒携帯⇒スマホという流れでは
なくいきなり携帯、スマホとなったことでモバイル決済が
盛んということでしょう。

阿里巴巴集団 (アリババ・グループ・ホールディング)が扱っている
のがアリペイ。騰訊控股 (テンセントホールディングス)のものが
ウィーチャットペイです。

両者共にスマホのQRコードを決済に使っています。

キャッシュレス化90%の韓国。それがどうしましたか?
そこまでメリットがないキャッシュレス化

韓国の方が日本をキャッシュレス後進国といっているとか。

韓国政府がクレジットカードを決済手段として推奨した結果、
韓国は世界でもトップのクレジットカード大国となりました。

政府が押した理由はお金の流れを掴んで脱税を減らすこと。
これは世界どの政府も同じだとは思います。
それに加えて犯罪がらみのアングラマネーの一掃。

みずほ総合研究所によりますと、韓国ではノンバンクの家計向け
貸出が2009年頃から年々増加しており家計のデフォルトリスクも
高くなってきているとのことです。

クレジットカード破産は昔アメリカで社会問題となりましたが、
お隣韓国でもそれに近いものはあるのだろうと推測します。

キャッシュレス化は韓国国民の為になっているとは
思えません。

小銭いらずで決済も素早いこともメリットの一つにあげられますが、
これから人口がどんどん減っていく日本に素早さは必要でしょうか。

高速道路での料金所待ちはETCで解決済みですし、自動運転の技術が
更に進めば車の移動中に仕事や読書などできるようになります。

スーパーやコンビにのレジ待ちは無人化で解消予定。
飲食店での行列もスマホで時間を楽に過ごせるので苦痛ではありませんよね。
もうスピードに拘らなくて良い時代になるのです。

2017年の国別訪日人数ベスト4

2017年に日本を訪れた外国人は合計で約2800万人。
国別ベスト4は1位中国2位韓国3位台湾4位香港でした。

このベスト4で全体の約75%を占めています。

台湾は日本と同様あまりキャッシュレス化が進んではいません。

ですから東京オリンピックも勿論そうですが、そのような
イベントが無くても多く来日してくれる中国、韓国、香港から
外貨を少しでも多く獲得するために、日本は外国人に特化して
キャッシュレスでOKな国作りをするべきです。

謂わばインバウンド型キャッシュレス社会です。

日本人のキャッシュレス化は各自が不利益を被らないように
勉強しながらゆっくりでいいのではないでしょうか。

お隣韓国のように急激なキャッシュレス化で国民が今よりもっと
借金漬けにならないことを願います。

日本でもペイペイやラインペイなどソフトバンク系のスマホ決済も
台頭してきていますが、早速不正利用がおきていますし、
ソフトバンク自体の危うさも問題になりかけています。

究極のキャッシュレスは体内にチップを埋め込むこと?

アメリカはウィスコンシン州にあるスリー・スクエア・マーケット
という会社が同意した従業員に対して手の甲(人差し指と親指の間)
にチップを埋め込み、会社のドアを手をかざして開け閉めしたり
自動販売機から商品を手をかざすだけでキャッシュレスで購入
できるようにしたそうです。(ニューズウィーク2017年8月)

ハッキングや人体への影響が懸念されているそうですが、
私が最初にこのニュースを見て思ったことはそんなことでは
ありません。

スリースクエアマーケット社に侵入してパソコンや自動販売機の
中身を全て盗み出したければ社員の手首を切り取ればよいという
ことに事実上なってしまいます。

凶悪犯罪大国アメリカでは十分起こりえることです。

銃で脅され会社のカギを要求された場合、カギを差し出せば
命までとられないかも知れません。

しかしカギがチップであれば差し出したくともできません。
命はとられないかもしれませんが手首は失ってしまいます。

このような恐怖に陥らないためにも体内にチップを埋め込むことは
お勧めできません。

このように見てきた結果、完全なる監視社会が政府であり世界政府の目的で
ある疑いが晴れません。

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