安易にクレジットカードのキャッシングを利用してはいけない。借金地獄の入り口

2019年4月2日

そもそもクレジットカードのキャッシング枠とは

クレジットカードを1枚も持っていないという社会人は稀でしょう。

しかしクレジットカード保有者全体でクレジットカードのキャッシングを利用したことがある方が圧倒的にマイナーでしょう。1割未満だと思われます。

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があり、通常ショッピング枠の中にキャッシング枠が設定されます。

月額50万円まで使えるカードでキャッシング枠が10万円に設定されているならば、キャッシングで10万円使うとショッピング枠は40万円になるということです。

ATMにクレジットカードを入れ暗証番号を入力すればキャッシング枠分まで簡単にお金を借りることができます。

クレカでキャッシングすることは消費者金融から借入することと同等である

サラ金やクレジットカードのキャッシングを利用するにはそれぞれ事情があるとは思いますが、大きく分けて3つの理由があります。

1不足する生活費を埋め合わせるため
2欲しいものを買うため
3借金の補填のため

どんな収入であってもその収入に見合った生活ができるはずです。

できないのであれば生活保護もあります。

そのような中、生活費不足の借金は身の丈にあっていない生活費や支出があることから生じるものと思われます。

2の欲しいものを買うために借金までするのは買い物依存症の女性ギャンブル依存症の男性にあてはまるような気がします。

ブランド品もギャンブルのお金も普通の生活には不要なものですからこれも身の丈にあっていない支出になります。

3の借金補填のためにキャッシングや消費者金融の利用は1と2の末期的自転車操業で債務整理や自己破産の一歩手前です。

キャッシング枠が設定されているクレジットカードを持ってさえいれば消費者金融に出向いて審査を受けなくともATMで気軽に現金を引き出せます。(今はスマホで全てできますが)

消費者金融と同等以上と書きました。それはキャッシングの限度額は数十万円と小額なのでその金利も年利18%と消費者金融の年利と同等の最高年利となるからです。

つまり金利的にはクレジットカードのキャッシングは消費者金融からの借入と全く同じということです。

JCBカードのキャッシングをリボ払いで10万円借りてみた

本当に借りたわけではなくJCBカードのサイトでリボ払いのシュミレーションをしてみました。

10万円を借り月々の支払い元金を1万円に設定。金利は年利18%です。

4月1日に10万円借りたことにしました。
5月10日 支払い合計 11923円
6月10日       11375円
7月10日       11183円
8月10日       11070円
9月10日       10917円
10月10日      10739円
11月10日      10611円
12月10日      10443円
翌1月10日      10305円
翌2月10日      10152円

金利支払い合計      8718円

10万円を年利18%で1年借りると金利は18000円になります。10回払いにして元金が少しずつ減るので
10回目の金利が一番低くなっています。

延滞することなくきっちり払っても8700円もの金利を払わなくてはいけません。

リボ払いのリボ地獄

軽い気持ちで借金をすると人生を踏み外す危険性あり

借金地獄を英語でdebt trapといいます。借金の罠。

銀行のカードローンでもクレカのキャッシングでもサラ金でも借金は上の図の罠のようにあなたに大怪我させ人生を狂わせるかもしれません。

月々の返済額が少ないから余裕!とか勘違いして複数のキャッシング複数の消費者金融に手をだし、総量規制の年収三分の一にあっという間に達してしまい(年収300万なら100万の借金)にっちもさっちもいかなく首が回らなくなります。

軽い気持ちでの借金は無計画な浪費がもとで起きます。

無計画な生き方だから無計画な借金ができるのです。

給料日前だからピンチ!という人は世の中に大勢いますが、給料を全部使ってしまってピンチというのと支払いや月に決めている貯金額も達成してお小遣いがピンチと言っているのではピンチの意味が大違いです。

2018年の日銀の金融広報中央委員会の世論調査によると単身世帯の46%に金融資産がなく、二人以上世帯でも30%が貯蓄ゼロであることが分かりました。

人生100年時代と言われて老後がとんでもなく長くなり蓄えが6000万円必要とか。老後2000万円!?とかでビビっていてはいけません。そんなのでは全然足りません。

クレジットカードのキャッシングなんてしている場合ではありません!

浪費家であれば財形貯蓄などで給料から一定額強制貯蓄して少しでも貯金を上乗せさせましょう。