スポンサードリンク



大学の学費を全て奨学金借りて賄わないといけないなら安易に大学進学するのは危険

一人暮らし、私立、中堅以下+奨学金、
もうアウト!

大学全入の時代になって久しく、なんとなく大学に進学する方も
まだまだ多くいらっしゃると思いますが、全て奨学金で
賄おうとするならば進学自体を考え直さないといけません。

裕福なお宅に産まれて学費を全て出してもらえるのであれば
どの大学を卒業しようが何も問題ありません。

しかし、上京一人暮らし、三流大学、就職はしたくないので
とりあえず進学、学費全て奨学金!

とかですと教育に投資した分を回収するのが大変困難に
なることが多いです。

ですからどこの大学に進学するか?ではなく、
進学するのかしないのかについて家族で真剣に話し合うべきです。

奨学金が借金であることをきちんと理解しているか

奨学金という言葉にはすぐれた研究者に与えられるお金という
プラスのイメージも付きまとうため聞こえはよいです。

学生ローン、奨学ローンと名前を変えたほうが借金として
よりイメージがつくのではないでしょうか。

昔は育英会という名前だった現日本学生支援機構がだしている
奨学金の種類は2つ。第一種奨学金と第二種奨学金です。

一種は無利息で、二種は利息上限3%です。

学生の奨学金利用率は50%程度にもなっており、みんなが
借りているから僕も私も!となっているのかもしれませんが
超危険です。

平均300万円くらいの借金を卒業して就職した瞬間から
返していかなくてはなりません。

平均返済期間は16~18年と言われています。

奨学金をフルで借りている学生は少しでも返済に充てるために
アルバイトをしますが、多く入れることで学業との
両立が難しくなり単位が取れないこともあります。

年間約8万人の学生が大学を中退しています。

このように返せる見込みが非常に不安定な借金です。
学生は社会人ではないので将来つく仕事によって奨学金も
返せる返せないが決まるからです。

普通借金は年収はこれくらいでボーナスはこれくらいでるから
頭金これこれで○○○万円の家を買う!という流れですよね。

社会人としての身分が確定していないのに、月々の返済額だけ
先に決まっているのは気持ち悪いことなのです。

むやみに借金してはいけない!なんて誰でもしっている
ことですね。それはもちろん奨学金にもいえます!

大学進学がまだまだの親御さんもおこさんへの金融教育
少しはしておいたほうが良いでしょう。

奨学金破産する人が増えている

奨学金の返済滞納者数が30万人超え、奨学金破産者も
累計1万件越えとのことです。

借りた本人が自己破産すると連帯保証人である親や
親戚にその借金は渡ります。

奨学金が返せなくなるのは、大学を中退してしまって
年収200万円以下の仕事に付いてしまう場合、
卒業しても非正規の仕事で給料が安く奨学金を返せない
パターンなどが上げられます。

収入が借金返済に見合わない額であるということ。
奨学金を借りて大学を卒業したけれど、将来に渡って
返済していけるような企業ではなかった、ということに
なっちゃいますよね。

どんなに給料が安くても実家暮らしならぎりぎり奨学金も
返済できるのですが、就職しても一人暮らしな場合は
すぐ返済できなくなります。

一般的にブラック企業に就職する人は底辺大学出身者が
多いです。いわゆるFランクの大学です。

■高卒でブラック企業に就職し、1年でやめた場合、貯金は
少しはできたかもしれませんし、ゼロ円かもしれませんが
借金はありません。年齢は19歳です。

次更に悪条件の会社に転職することになるかもしれませんが
借金はありません。

■大卒でブラック企業に就職し、1年でやめた場合、貯金は
できないし、奨学金の返済も滞り、数百万という借金は
減っておらず、年齢は23歳となっている。

ですからこれからは大学に進学すべきか就職すべきかは
本当に適当ではなく、真剣に考えるべきです。

返せる見込みがあるかないかも当然ですが、借りてでも
進学して金銭的に得するかどうかをきっちり見極めなくては
なりません。

我々は借金を返すために生きているわけではありませんので!

4年生大学を奨学金ででて保育士になったけれど給料安すぎで
奨学金返せない!とか誰も周りに助言者がいなかったのでしょうね。
かわいそうでなりません。

保育士の給料が安いのは調べればすぐ分かりますし、
専門学校2年で資格をとれば借金も半分だったでしょう。

手取り14,5万で一人暮らしだとお金はほとんど残らないという
ことも知っておくべきです。

給料は上がらないのに大学の学費は
あがり続けている

過去40年間で給料は2倍にしかなっていないのに大学の
学費は10倍以上になっているそうです。

大学の授業料学費高騰の理由

国立大学法人化が2014年になされました。
世界との競争激化で大学の水準を上げるための国立大学法人化。

それにより国から大学への交付金が削除されるようになり
その分学費に上乗せしないといけなくなりました。

少子化が問題になっているのに大学が増え続けた原因は
国からの補助金を当て込んだ大学経営者陣、そして天下り先を
多く確保したい文部科学省の癒着ともいえます。

本来、特別な成果や強みのない大学がどんどん潰れて
もっと早くに淘汰されていてれば大学の数も増えずにすんだので
一つ一つの大学の学生の数は増える事になり、今ほどまでに
学費を上げなくてよかったかもしれません。

問題を先送りにする高校の先生の進路指導に責任あり

生徒の家庭環境(母子家庭である等)や生徒の学力を把握して
いれば、奨学金を借りてまで大学進学させるべきではないと
いう提案も高校の教師をしているレベルの人間であれば
できて当然です。

でも、なんとか無事どんな底辺大学でもいいので進学してくれれば
その生徒の就職の世話はしなくてもすみます。

工業商業高校でない普通科の学校ですと、授業プラス就職の
斡旋とまでなると手が足りないのでしょう。

奨学金を借りて底辺高校から底辺大学、そしてフル奨学金という
一連の流れはもはや貧困ビジネスという印象を受けてしまいます。

学生に技術も知識もまともな就職先も提供できないのであれば
それは価値のないと分かっているものを情報経済弱者に高額で
売りつけるという貧困ビジネスだと思います。

海外の大学の無料オンライン講座がすごい

「Coursera」という無料で一流大学の講義が観ることができる
オンラインサービスがあります。

講座で単位までとるとなるとお金を払わないといけませんが
見るだけは無料で見れます。

学びにいつも必ずお金がかかるわけではないことを知って
いてください。

プログラミングのスキルを独学で磨いている人も
たくさんいます。無料のテキストや動画もネットにたくさん
あります。

お金を使わなくても知恵を使ってよりよい人生を送れるように
あがいていきたいものです。

奨学金を借りるべきかどうかまとめ

世知辛い言い方になりますが、投資にリターンがえられるか
を考えて決める、ということですね。

一つの会社に一生涯勤め上げ、退職金もがっぽりもらえた
団塊の世代とその娘息子である団塊ジュニアまでは
何も考えずに大学進学しても問題はありませんでした。

しかし今は全く違う世の中です。

中等教育の在り方自体を考え直さないといけない必要性は
感じます。

ネットで検索すればすぐ答えが見つかるものを暗記する必要は
もはやありません。

このように書くと余裕のない社会になってしまったなと
思います。

直接役に立たなくても教養として身につければ人生を豊かに
してくれる学問はあります。

ですがそのような事は一部の富裕層にしか許されない社会に
なってしまったようです。

親から大学のお金を援助してもらえないのであれば、
自分の能力をしっかり見定めて大学に行く必要があるのか
ないのか考えないといけません。

このようなことをせめて高校のホームルームででも
話し合って欲しいものです。

スポンサードリンク



ソーシャル

金融知識をシェアする