ブラック企業大成建設の闇。オリンピック疑獄でメスは入るのか?

新国立競技場建設で労働者を過労死させた大成建設

新国立競技場の現場監督だった23歳の若者が3ヶ月の激務の末長野県で自殺に追い込まれたという痛ましい事件が2017年の3月にありました。

なくなる前月の2月には残業時間が200時間を超えており遺書には「身も心も限界な私はこのような結果しか思い浮かびませんでした家族友人会社の方本当にすみませんでした。」とありました。

オリンピックが平和の祭典だなんて飽きれるばかりです。

東京地検特捜部が「菅前総理」をロック・オン

「週刊現代」2022年10月8日号のタイトルです。

特捜部は菅氏に対し、東京五輪終了後も続いている神宮外苑の再開発工事について、ゼネコンに何らかの便宜を図ったのではないかと疑いをかけているのだ。  ちなみに、菅氏の息子が勤める大成建設は、五輪の中核施設である新国立競技場の建設を受注している。

菅義偉前首相の三男は大成建設の社員です。五輪汚職に大成建設絡みで菅親子が関わっているのか注目されています。

元電通マン、元JOC職員の高橋容疑者から広がるオリンピック汚職

ブラック企業筆頭の元電通マンという立場を大いに利用してこれまで出てきているだけで、紳士服のアオキ、出版大手KADOKAWA、博報堂傘下大手代理店大広から賄賂をもらいまくっていた高橋治之容疑者78歳。

10月5日現在逮捕3回賄賂総額1億4200万円。

1回目のAOKIルートでの逮捕は8月17日。KADOKAWAルート2回目逮捕は9月6日。3回目大広ルート逮捕9月27日。

今後もアサツー ディ・ケイ(ADK)&パーク24ルートが残っています。

一体何回逮捕されれば気が済むのでしょうか笑

森喜朗元首相の逮捕はありえるのか

先述の週刊現代では「東京五輪汚職の件で、東京地検特捜部が狙っている『本丸』が菅氏とありましたが、本当の本丸はやはり森喜朗元首相ではないでしょうか。

デイリー新潮は9月15日に「森元首相の逮捕」を東京地検特捜部は諦めたのか?という記事を掲載しています。

これまでに東京地検特捜部は任意で森喜朗から事情聴取をしているようですが、未だ逮捕はありません。

オリンピックスポンサーのAOKI前会長の青木拡憲被告が森氏に癌の見舞金として200万円贈ったとの供述がありますが、森氏はこれを否定しているとのこと。

何にせよ、国民がコロナ不況、円安とウクライナ問題で物価高騰に苦しむ中、口利きで億単位の金をボロ儲けしている輩たちの逮捕劇はほんの少しのガス抜きにはなります。

貧富の格差の富に属する人間たちの醜悪さがもっと世の中に知れ渡ると良いです。