ビル・ゲイツは本当に慈善家なのか?本当は悪魔じゃないのか疑惑

2020年6月17日

ビル・ゲイツがマイクロソフト社取締役退任でビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の仕事に集中

マイクロソフト社の創業者で世界第二位の富豪ビル・ゲイツ氏が2020年3月に同社の取締役を退任したことを発表、氏が妻のメリンダ・ゲイツを運営するビル・アンドメリンダ・ゲイツ財団の仕事に専念します。

財団の内容と問題点についてみて参りましょう。

ビル・アンドメリンダ・ゲイツ財団とは

ゲイツ財団は2000年に発足し発展途上国の貧困や健康問題の解決、アメリカ国内の教育問題の解決に注力している世界最大の慈善団体です。

ALL LIVES HAVE EQUAL VALUE 全ての声明には等しい価値がある をモットーに世界で活動しています。

財団が教育問題よりも健康問題に力を入れる理由

20年前まずゲイツ氏の出身地であるワシントン州の教育をサポートすることからはじめました。多様な人種が大学に通えること、そして卒業率を上げることをゴールとしました。

当時訳50億円ほど教育サポートに投じました。しかしゲイツ氏が望むほどの結果は得られませんでした。

日本でも早期英語教育に賛否があるように教育問題にはこれが絶対!というコンセンサスがないため結果を出しにくいと彼は考えました。

しかしグローバルヘルスの問題であればワクチンを与えると病気から子供が守れるというシンプルなものであるので、より成果が見えやすいということでそちらの方によりお金を注ぐこととなりました。

ビル・ゲイツ財団と彼の自宅があるシアトルの貧困とドラッグ問題

教育問題での新しい取り組みThe Networks for School Improvement

The Networks for School Improvement (NSI)はビル&メリンダ・ゲイツ財団が取り組む学校と学校支援団体をマッチングさせグループ同士の相互援助活動の輪を広げるシステムです。

主に対象を中学校、高校に絞り中高が抱える共通問題の解決に取り組んでいます。例えば黒人やヒスパニックと白人の教育格差や経済的な理由で教育を十分に受けられないなどです。

NISは具体的には学習支援の非営利団体や大学が中学校や高校と連携して様々な問題点を共同で解決したり効果のある学習法を創造したりシェアすることで国全体の教育水準をあげようとする試みに取り組んでいます。

それぞれの団体や学校、大学が持っているデータを共有したりそれぞれのリーダーが集まりプロジェクトを作成推進してアメリカの教育問題を改革していこうとしています。

もちろんそのためににはお金がかかることも多く、ビル・ゲイツ財団は240億相当をNISに寄付しています。

グローバルヘルスプログラムの活動(Global health program)

財団はエイズ、結核、マラリアなどの病気にな関する世界の健康問題にアフリカメインで取り組んできました。

寄付の額はこれまでに6600億円以上、2012年にはマラリアの対策だけに1300億円寄付しています。

2007年当時のサブサハラ地域では町医者レベルの医者が不足していましたが、ビル・ゲイツ財団が地域に入り、エイズ対策に寄付を多くしたため、エイズを取り扱えるような高収入の医者に恩恵が行き、一般の病気を見る医者不足に拍車がかかたとしてLAタイムズに批判されたこともあります。

エイズ対策をしてもらうより食糧援助をしてもらったり基本の医療ケアをしてもらうほうが助かると現地の人に言われたこともあります。

ケニア・ナイロビの凄まじい子供の貧困

対してゲイツ氏はアフリカ諸国の政治家が戦争にお金を使うことが諸悪の根源であると反論しました。

組織が大きくなりすぎ不透明さも増大。警鐘を鳴らす専門家も

アメリカ・ワシントン州・シアトルにあるビル&メリンダ・ゲイツ財団の本部ビルです。従業員も1500人ほどいます。

慈善団体の建物をこんなに立派にしなくても、、、と思ってしまいます。デザインも凝っており普通のビルディングよりお金がかかっているのは一目瞭然です。

「仕事探しはインディード」でお馴染みのIndeed社は元々アメリカテキサス州の会社でしたが、今はリクルートの完全子会社となっています。

そのインディードアメリカ版でのゲイツ財団の職場評価も3.9ポイントと概ね良好です。

ゲイツ財団は年次報告書を公開していますが、次のような円グラフを羅列しているだけで個別具体的なお金の使い方が明確にされていません。

後はマラリアに15%、はしかに9%、エイズに16%、、、などのような円グラフが5枚ほど続いて終わりです。

これでは寄付の内容が不透明と言われても仕方ありません。30分もあれば適当にでっち上げられるグラフです。

また多くの慈善団体やWHOなどの国連機関もゲイツ財団に頼っている状態になっている中、ミネソタ・ダルース大のジェレミー・ユード教授(Jeremy Youde)は「ゲイツ財団の影響力が強くなりすぎるとGAVIアライアンスも不要と見なしゲイツ財団がイニシアチブを取るようなことになるかもしれない」と警鐘を鳴らしています。

※GAVIアライアンス(The Global Alliance for Vaccines and Immunization:ワクチンと予防接種のための世界同盟:事務局スイス・ジュネーブ)

実業家が医療の専門分野に深く入りすぎてお金に物を言わせ、本物の専門家を超える権力をもつ危険性について教授は述べているわけです。

しかしそのような批判をかわすためにも本格的に慈善事業に取り組む意思表明としてマイクロソフトの職を辞したのかもしれません。

ビル・ゲイツはワクチンを使って人口削減しようとしている?

下の動画は2010年2月にカリフォルニア州ロングビーチで行われたTEDトークでのビル・ゲイツ氏のスピーチです。日本語字幕を選択できます。

彼のスピーチを要約すると技術が進みエネルギー価格が安くなることで人々の暮らしも豊かになるとともに膨大な二酸化炭素を排出し地球温暖化に繋がっている。

だから二酸化炭素排出を限りなくゼロに近づけるために原子力発電や太陽光発電、地熱発電、風力発電など考えられる発電の全てを並行して劇的に研究し続けないといけない。

その中でも原子力の研究は可能性があること。しかし原子力も数多いアイディアの中の一つであり、2050年に現在の二酸化炭素排出量の80%を削減するという目標に向けてイノベーションが必要である。

こんなところでしょうか。そしてこのスピーチの中で2回、ワクチンで人口削減できるということをさらっと述べています。

お時間ない方は下の動画でワクチンで人口削減できると言っているシーンだけでも見て下さい。

ワクチンの使用で10%から15%人口を抑制できると言っています。

今後もビル・ゲイツ氏に注目していきます。10年前の68億の人口の10%は6億8000万人。15%なら約10億人です。

ワクチンで5歳未満児の死亡を防ぐことがどうして人口抑制につながるのか私にはわかりません。

アフリカの多くの子供が5歳未満で死んでしまうから親は多産に走る。だからそれを食い止めればそんなに産まなくても良いから人口が抑制できる。というのが彼の理論らしいです。

しかし貧しい地域では労働力としての子供が必要であるから多産に繋がるという側面もあります。健康で死なない子供が増えるのならもっと人口が増える可能性すらあります。

ゲイツ氏のこの矛盾する発言が問題視され、氏が人口削減のためのワクチンを開発していて自分の子供にはそれを打たないと世界に流布されています。

イベント201(Event 201)で3ヶ月も前に正確にコロナウイルスの世界的感染を予告していた

イベント201とは2019年10月18日、ニューヨークのピエールホテルで開催されたコロナウイルスパンデミックシミュレーション会議です。

主催は、ジョンズ・ホプキンズ・ブルームバーグ公衆衛生大学院(Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health)、世界経済フォーラム(World Economic Forum)、そしてビル&メリンダ・ゲイツ財団です。

会議の参加者には国連基金、元米国国家安全保障問題担当大統領補佐官、ジョンソンアンドジョンソン、中国のウイルス学者・高福(George Gao)ルフトハンザ航空、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、オーストラリア・ニュージーランド銀行からの面々です。

内容は南アフリカの農場の豚からのウイルスが人に感染して最終的には世界で6500万人の人が死ぬという予想。

発生場所が違うもののコロナウイルスであることを3ヶ月も前に言い当てていてその感染力や肺炎で人が亡くなること、医療崩壊の可能性までばっちり予測し実際その通りになってしまいました。

国連の人間も参加していたので武漢でウイルスが発生したと同時に世界に対して強い警告を出したりWHOにパンデミック宣言すべきと圧力をかけることができたはずなのに、、。

しかし危機を未然に防ぐことができていたら、ワクチンの重要性もアピールできませんよね?

ビル・ゲイツ氏の父ビル・ゲイツ・シニアとそのお仲間が怪しい

2001年のカーネギー賞慈善家部門受賞者の面々です。

赤四角囲みがビル・ゲイツ氏の父ビル・ゲイツ・シニアです。

ロックフェラー家第3代当主の故で悪の陰謀論の4番打者デヴィッド・ロックフェラー氏、世界に忌み嫌われているジョージ・ソロス氏、WHOとビル・ゲイツ氏との癒着が噂されるアメリカ国立アレルギー・感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ氏などなんと黒い面子でしょうか。

ビル・ゲイツ・シニア氏は優生学を信奉していてかつてはプランド・ペアレントフッド(家族計画協会)の運営をしており人工中絶禁止のキリスト教社会アメリカで早くから人工中絶の必要性を説いてきました。

父の意志を継ぐものとして人口削減をワクチンによって達成しようとしているのがビル・ゲイツだ!と信じている人も少なからずいます。

医師の資格はもとより医療に関するいずれの資格も有しないビル・ゲイツがワクチンビジネスのトップにいることに不信感を持つ人が一定数存在するのは当然と思います。

ID2020 デジタル身分証明が怖すぎる

ID2020プロジェクトはアフリカなどの貧困地域で身分証明書を持たない人々にデジタルIDを付与することで社会福祉などのサービスをスムーズに受けられるようにという慈善的目的のために達成しようとしている計画です。

プロジェクトの参加企業はマイクロソフト社を中心にロックフェラー財団、アクセンチュア(世界最大のコンサル会社)、Gavi(メリンダ&ビル・ゲイツ財団が多く出資している子供へのワクチン接種活動する組織)、IDEO・ORG(非営利の貧困者救済団体)です。

電子マイクロチップの埋め込みによって全人類がマイクロソフト社によって一元管理されるのではないかと危惧するひとが大勢います。

これが事実であれば本当に本当に恐ろしいことであります。

しかしながらビル・ゲイツ氏は本当に慈善家なのかそれとも悪魔なのか、一個人の私には分かりません。メリンダさんもそのような彼の不気味さやジェフリー・エプスタイン氏との関係の嫌悪から離婚することにしたのかもしれません。

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