2022年現在、銀のインゴットが入手困難な理由と銀の工業的価値は?

シルバーインゴットを購入しようとしてみた

年収200万円、高卒独身ワープワ太郎です。こんにちは。

貯金が100万円を超えたことがありません。ですからシルバーインゴットなど買えるわけもありませんが、市場に出回っていなく買いにくいという情報を得ましたので、購入できないのであれば買わなくてもよいので買ってみる努力だけしてみるのはありだと思った次第でございます!

まあこのところ銀は1g100円ちょっとで推移しているので1kgは10万円ほどなので買えないこともありません。

三菱マテリアルでも田中貴金属でも銀のインゴットは購入できない

どこでシルバーのインゴットを買えるか調べてみたところ、ちゃんとしているところは徳力本店と日本マテリアルでした。三菱マテリアルでも田中貴金属でも銀のインゴットは取り扱っていません。

私の近所には徳力本店の代理店が見つかったので電話をかけてみました。現在500gのシルバーインゴットは販売していないので1kg単位での購入になるとのこと。

しかしいつ入ってくるかもわからないし何本入るかもわからないとのこと。何本必要なのか聞かれ気長に待ってくれれば連絡しますということでした。

考えておきますと言って電話を切りました。

お店の方によるとコロナ以降に価格が上がっているし品薄になったが理由はわからないと言うのです。

ジム・ロジャーズが2020年に銀買いを推奨していた

世界三大投資家の1人であるジム・ロジャーズ氏が2020年に金も購入しているが銀の方も多く買っていると発言しました。

彼は「日本への警告」という本を2019年に出しました。

ジム・ロジャーズはゴールドコアTV(GoldCoreTV)というyoutubeのチャンネルで2021年に金と銀を買い増すと述べていました。

お金の刷りすぎが金融資産価格に与える影響について世に警告し、全ての人が保険として金や銀を買うことを推奨しました。また、コモディティは依然として割安である。特に銀は、史上最高値を40%下回っており、今後数年で大きく上昇する可能性があると語りました。

彼は「自分自身を教育し、歴史から学び、未来に備えよ。」と言います。私はどれも苦手だから将来野垂れ死にするかもしれないと思いました。

なんにせよジム・ロジャーズの言っていることが元ネタとなってSNSやyoutubeで拡散されたことも銀の現物が品薄になっている理由の一つかもしれません。

もう1つの潜在的な要因は、採掘事業の減少による世界的な銀不足と、流通している実際の現物銀の量が少ないことです。銀の工業需要は 2019 年に史上最高に達し、経済が不確実な時期に銀が常に好調であることを考えると、現在の価格がまだ非常に低いと見ている人も多いということです。

銀投資の今後、インフレから身を守るのは貴金属か?

世界の政治および経済情勢における緊張は、新たな高みに達しています。中国との貿易戦争と世界的なパンデミックがあります。

度の国も国内の政治的不安定が蔓延しており、世界中で前例のない経済活動の停止が見られています。中央銀行は流行遅れのようにお金を印刷しており、何百万人もの人々が職を失っています。これらのような要因は、大量インフレが次に来る可能性があることを示しています。

インフレが発生したり、インフレが予想される場合はいつでも、銀は投資家にとって人気のある選択肢になり得ます。

この世界的経済危機に陥りそうな前兆があるような時は、シルバーはゴールドよりも優れたパフォーマンスを発揮すると信じている人もいます。

よく例にあがっているのはインフレ率が約 14% だったとき、銀は記録的な高値を記録したという記事です。これは 1980 年に発生しました。インフレの時期が近づいていると考える場合、銀への投資が最適であるという証拠とされています。

US News & World Report は、「インフレ率が平均で前年比 1% 上昇すると、銀は平均 17.4% 上昇し、金は平均 6.3% 上昇します」と伝えています。また、「消費者物価指数が前年比 1% 上昇するごとに、S&P 500 は平均 2.4% 上昇するため、どちらの貴金属も株式よりも大きなインフレ ヘッジになりうる」とも書いてありました。

銀の工業的価値。どのような製品に銀は使われているのか


アメリカ合衆国 第36代大統領 リンドン・ジョンソン

歴史を通じて、銀は常に通貨として使用されており、ほとんどの場合、金よりもはるかに多く使用されてきました。

1964 年まで、リンドン B. ジョンソン大統領の政権下で廃止されるまで、米国は 銀90% の 10 セント硬貨、1 セント硬貨、およびドルを使用していました。これらの同じコインは現在非常に収集価値があり、しばしば「ジャンク コイン」という誤称で呼ばれますが、90% の純度で、ジャンクとはほど遠いものです。

銀は歴史上、硬貨として金以上に使用されてきました。また工業的に多くの用途があります。

工業用途で使用される金はわずか 12% であるのに対し、銀供給量の半分は工業分野で使用されます。銀は使用後に破壊されることが多く (使い捨て電池など)、供給が需要のニーズを下回ってしまう可能性があるためです。

したがって、毎年ゆっくりと上昇する金の供給に対して、銀の供給は着実に減少しているという事実があります。これまでに採掘された金の 95% がまだ存在しているのに対し、採掘された銀の 95% は使い果たされていると推定されています。

また、シルバーインスティテュートによると、電気自動車の製造における銀の需要は、2017年のおよそ4500万オンスから、2030年には7000万オンスに増加するとされています。

EV自動車を一台生産するのには25~50gの銀が使用されています。

ソーラーパネルや医療品にも銀は使われています。

銀の医療用途は現在爆発的に増加しており、過去10年間で人気が回復しています. 抗菌性と防腐性が切望されている銀は、さまざまな健康製品に使用されています。

栄養補助食品からスキン クリームまで、さまざまな種類のコロイド銀製品が製造および販売されているのをあなたも見たことがあるかもしれませんね。

パンデミックを取り巻く現在の世界、世界経済、ウクライナ戦争などのことを考えると、銀の需要はさらに高まる可能性があるかもしれません。

現在、銀が果たす幅広い産業用途に関して、銀よりも安く安定的な素材は他にないようです。代替素材がないため、銀価格が上昇したとしても各メーカーは銀を使わざるを得ません。