柴咲コウさんがパチンコのCMにでてがっかり
環境省の環境特別広報大使に選ばれた柴咲コウさん
2016年に「環境と人に優しい」をコンセプトにしたレトロワグラースという会社を立ち上げ、その活動が環境省の目に止まりました。
環境に関心を持つ発信力のある芸能人として2018年に環境特別広報大使に任命されました。
北海道で有機野菜も育てたりとにかく自然を愛し環境保全に注力しているようにお見受けしていました。
心ある柴咲コウさんは様々な社会貢献をしている
東日本大震災のときには被災地に応援に出向き被災した人々を励ましていましたし、炊き出しで焼きそばやフランクフルトを作って人々にふるまいました。
彼女のyoutubeも森での暮らしや、生ゴミ先生吉田俊道さんから農薬・化学肥料を使わない農業を学んでいたり、環境に優しい循環型社会を推奨する素晴らしい動画を作成しています。
youtubeも豊かな自然や社会、人とのつながりの大切さを訴える内容が多く、多くの人に支持されています。
今やヘビー中毒者しかいないパチンコ・パチスロの客
パチンコやパチスロは、日本のギャンブル文化の一部であり、これまでに多くの中毒者、依存症者を排出し彼らの人生を狂わせてきました。
額の借金を背負い、家族や友人との関係も悪化させ自殺に至るケースもありました。
依存症に陥っている人間にとってはもはや勝ち負けや楽しさよりもギャンブルそのものが目的となっています。もう人間とは呼べないレベルです。
私ワープア太郎もギャンブル依存症で今は断っていますが依存症は一生治らないので生涯闘い続けなければなりません。
パチンコ人口はかつて3000万人いましたが、2022年には720万人まで減少しています。
そりゃそうです。ずっと不景気で賃金もあがらないのに絶対勝てないギャンブルに入れあげる人が減るのは当然です。
しかしそれでもなおギャンブルに行ってしまう人はもう依存症なのです。
ギャンブル依存症は病気なので仕方ありませんが彼らは自分の事しか考えていません。家族や友人や仕事の人にまで平気で嘘をつくようになりますし、朝から晩までギャンブルのことしか考えていません。
お金の使いみちも服や食事や身の回りのことに一切使わず、ギャンブルに一点集中します。
自然、エコ、サステイナブルなどに何の興味も示さず、鳥のさえずりや道端の草花にも注意など全く向きません。
つまりパチンコ中毒者は柴咲コウさんが推奨する生き方と真逆の選択をしている人間なのです。
柴咲コウさんのパチンコCM
それでこのCMです。「楽しんでる?」
は?って感じです。どうしちゃったんですか?柴咲コウさん!
どんな事情があったのかは存じ上げません。しかし、このCMに出たことで今まであなたが行ってきた社会貢献も台無しになってしまうのではないでしょうか。
あなたがCMに出ることで、新たにパチンコ依存症患者を作ったり依存・中毒を加速させたり、人様の人生を路頭に迷わせたりその家族を苦しめることに加担することになるのですよ。
最悪、「闇金からパチンコのために借金して自殺」ということに間接的に関わる可能性も余裕であるのですよ。
私はあなたのファンではありませんが、あなたがパチンコのCMに出たことによる社会的悪影響があると考えショックを受けています。
パチンコ・ギャンブル依存症の実態が分かる動画
借金600万円を肩代わりしてくれた会社の社長は神ですが、その神ですら簡単に裏切ってしまうのがギャンブル依存症者です。自分の力で克服はできません。
ギャンブル依存症の回復施設やギャンブラーズアノニマスなどの自助グループの助けを借りないとどうにもなりません。
2020年にギャンブル依存症が疑われる人間は推計196万人だそうです。
動画に出てくる精神科医の方によると「家庭が面白くない、仕事が大変、人間関係がうまくいかない」などの「痛み」に対してギャンブルをすることで嫌なことから一時的に逃げることができるからやってしまうと述べています。
「痛み」⇒「逃げたい」⇒パチンコ・ギャンブルというループができるとそれがギャンブル依存に繋がります。
社会が分断され各々が孤立する格差社会で個々の「痛み」は社会に蔓延しています。
今までパチンコという最悪の痛みの処方箋を知らずにいた幸福な人が柴咲コウさんのパチンコCMの「楽しんでる?」を見て、
「楽しんでないや、じゃあやってみようか」となったらどうなるでしょうか。
ギャンブル依存症が家庭を持つとどうなるか
ギャンブル依存症患者が子供を持ちまともな家庭生活を営める筈がありません。
ここから負のスパイラルが連鎖していくのです。
柴咲コウさんの「かたちあるもの」の歌詞にある、「泣きたいときや苦しいときは私を思いだしてくれればいい」の私がパチンコになってしまったらどうするのですか!