なぜアメリカは大量虐殺を繰り返すのか~岸田秀の本に答えがあった。

日本の広島と長崎に2度も原爆を落とした国アメリカ

第二次大戦でアメリカは日本に2回原爆を投下し21万人の日本人を殺害しました。1945年以降の原爆による死者の累計は50万人ほどとなっています。

原爆投下せず本土攻撃した場合100万人の米軍死傷者がでたであろうからそれを防ぎ戦争を早く終わらせることができたというのがアメリカの主張です。

広島市のホームページによりますと、広島が原爆投下に選ばれた理由はあ連合国の捕虜がいない都市だったからということです。

ベトナム戦争では枯葉剤を使って無差別に民間人を攻撃したアメリカ

モンサント社が作った猛毒ダイオキシンを空からバラマキ今でもその後遺症に苦しむベトナム人がいることは有名ですが、米軍はベトナム戦争で毒ガス、ナパーム弾、ダムダム弾の類まで使用しました。

ソンミ村虐殺事件は世に知れ渡っていますが、このようなことが日常で他にも多く起こっていたことがこの本を読めば分かります。

米軍の魔の手は北ベトナムだけでなく南ベトナムにまで及び、その根底には白人のアジア人差別が確実にあります。

大量破壊兵器が見つからなかったイラク戦争

2003年に始まったイラク戦争。アメリカがイラクは大量破壊兵器を持っている!と難癖をつけ、安保理の合意を得ないままイギリスと共に空爆を開始しました。

大量破壊兵器は見つからず、2011年までの間に50万人と多くの民間人を含むイラク人を殺害しました。

アメリカ軍は劣化ウラン弾やウラニウム弾を使い自国の核廃棄物をイラクにぶち込みました。そして今も土壌及び地下水を汚染し続けています。

アメリカはこの戦争の責任を未だ取っていません。子ブッシュがイラクを悪の枢軸国呼ばわりしましたが、英米こそが悪の枢軸国であることを世界はそろそろ知るべきです。

2001年911テロ事件からの米国アフガニスタン侵攻

2001年ニューヨークのワールドトレードセンターにアルカイダがハイジャックした飛行機が激突した911同時多発テロを契機として18年続いたアメリカのアフガニスタン侵攻は2021年バイデン政権下で完全撤退しました。

撤退してすぐにタリバン政権が復活しアメリカのアフガニスタン政策は完全に失敗したと世界は見ています。

ウクライナの戦争を武器供与で支持する戦争国家アメリカ

泥沼化しているロシアとウクライナの戦争ですが、アメリカを中心とした西側諸国がウクライナに武器の提供をしているのが長期化の原因です。

アメリカの古い武器の在庫セールという揶揄もされています。

戦争で相手国の破壊と自国兵士の精神をぶっ壊しているブラック国家アメリカ

戦争相手国の物理的な破壊、経済的破壊、国民の殺害に加えてアメリカ軍人の精神破壊、社会復帰の阻害、PTSDから逃れるためのドラッグの使用、税金を戦争に使うことからくる格差の拡大など、相手国、自国の国民を不幸にして一部の特権階級が潤うシステムをアメリカは構築しています。

競争に勝って自分が儲かるために社員を労働搾取するブラック企業と同じ体質なのでアメリカはブラック国家と言えます。

アメリカはなぜ戦争を繰り返すのか

戦争をすれば税金で武器を使い放題になるので関連企業や関連政治家が儲かります。だからアメリカの支配層は戦争が大好きです。

そんな周知の事実ではなく、根本的になぜアメリカは戦争ばかりするのか。

岸田秀の「ものぐさ精神分析」に書いてあるのですが、アメリカの建国にその鍵があります。

アメリカ大陸発見当時に100万人以上いた原住民ネイティブアメリカンを80万人以上虐殺したという基礎の上にアメリカの建国がある。

このことを正当化するために西部劇を発明したり他国に干渉して戦争をしかけたりする。

わかりにくいですが、岸田秀はDV男ばかり好きになる女性を例に解説しています。幼少期に父親から虐待を受けた女性は成人後にあれは虐待ではなく愛情表現であったと思いたいばかりに、だめDV男に引き寄せられ同じ経験をして自身の過去を正当化しようとします。

それと同様にネイティブアメリカンの虐殺が正しかったと思いたいので同じように虐殺を繰り返し自身を正当化しようとする。

DV男から逃げるためには女性は父親に愛されていなかったという事実を認めないといけないし、アメリカが虐殺をやめるためにはネイティブアメリカンの大虐殺は悪いことだったと認めなければならないそうです。

DVされた女性はいつの日か気づくことがあるかもしれませんが、アメリカがネイティブアメリカン大虐殺を反省する日は決してこないと思うので、中国やインドが覇権国になってアメリカの国力が地に落ちないとアメリカは虐殺をやめないという結論になります。