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産業革命時の労働者環境がいかに劣悪であったか。今後AIと人間の関係は?

イギリスを中心にヨーロッパでおきた産業革命は人類の発展に
大きく寄与しました。

大きな工場がどんどん増え、農民が工場に押し寄せました。
機械化によって労働が単純化されたため、女性でも子供でも
働くことができるようになりました。

この時代、資本家がいかに非人間的な生き物であるかが
最も露呈した時代ではないかと思います。

大人の男性労働者でも低賃金長時間労働だった

貧しい農村の人々が都会の工場へとなだれ込んできましたので
職を求める行列があちこちで出来ていました。

この究極的買い手市場で資本家たちは低賃金長時間労働を
労働者に強います。

ほとんどの工場労働者は習熟度が低い機械になれていない人々だったので
週8ドル~10ドルで働いていました。

一日の労働時間は14時間から16時間。

これは時給換算すると時間当たり10セントとかになります。
機械に習熟している労働者はもう少し稼げましたがほんのちょっぴり
の上乗せでした。

女性労働者の給料は男性の三分の一子供はそれ以下


アメリカノースカロライナ州の紡績工場で働く少女(1930年代)

機械中心ですから、力のいらない仕事もたくさんありました。
そのような仕事は女性や子供にあてがわれるのですが、
女性というだけで賃金は男性の半分から三文の一、子供となると
もっと低くなりました。

機械を回す上で必ず必要な仕事でしたから、本当はもっと
賃金をだすべきですが、女性、子供というだけで大幅カット
できましたから、もうそれこそただみたいな賃金でこき使うことが
できたので資本家は笑いが止らなかったことでしょう。

血も涙もないとはこんなことを言うのでしょうね。

子供の長時間低賃金労働が労働組合結成のきっかけ

「働くか暴動か、そのどちらかだ!」
スローガンが痛々しいです。それほど皆資本家に
追い詰められていたのです。

富める者がもっと富む一方で一家総出で働いても
一向に暮らし向きがよくならない。暴動が起こって当然です。

実際イギリスで1811年から1817年頃ラッダイト運動
という社会運動がおきました。

織物職人の仕事を奪ってしまった自動織機への破壊活動です。

これらの機械の類は長期的にみると人々に価値を与えることと
なり結果的に中産階級が生まれたと資本家の方々はいいます。

産業革命の時と同等の搾取を行えば大変なことになるのは
明らかです。我々は歴史から学び知恵をつけています。

現在の搾取はもっと巧妙なものです。

しかし中産階級などというものが世界的に喪失しつつある
なかで今度はAI(人工知能)の台頭。

AIやロボットは我々の仕事を奪うのか

ラッダイト運動になぞり、AIで人間の仕事は奪われないと
主張している方も大勢いますが、それはやはり資本家の論理
なのではないかと思います。

野村総研とオックスフォード大学の研究チームが2015年に明らかに
したことは、今後10から20年後にかけて日本の労働人口の
やく半分が人工知能やロボットによって代替されてしまうという
ものです。

各種運転手や工員、そして事務仕事などのホワイトカラー層の
仕事もなくなるとされています。

クリエイティブではない仕事は生き残れないとされています。
定型的な仕事や単純作業は全てAI、ロボットに代替されることは
近い将来必ず起こるでしょう。

一番良いのは労働はAIやロボットに任せて、税金も彼らが
稼いだ利益から支払い、人間が労働から解放されることです。
古代ローマのように。

パンとサーカスという言葉はローマの詩人ユウェナリス
のものですが、市民は労働から解放されていて、穀物を
無償で与えられ、コロッセウムで見世物を楽しんでいました。

市民や貴族の世話は奴隷がしており、AIやロボットが
現代の奴隷となるならば、まさにこの世に楽園が訪れるかも
しれません。

ですが、そのロボットの所有者が誰であるかを考えたとき、
それが資本家であることがわかり、安閑とできないです。

私たちが労働から解放されるためにはベーシックインカム
実現が不可欠です。そうなると財源は税金で賄わないと
いけませんから、AIやロボットで稼いでいる企業から
より多くとるというシステムになる筈です。

はい、そうですか。というようにグローバル資本家が
税金を納めるとは思えません。

現代の奴隷たりうるAIやロボット以下に大部分の人間が
陥ってしまう可能性を否定しきれません。

常に最悪の事態も頭の片隅に置き行動するのが好ましい。

そして現段階でのトッププライオリティーは金融リテラシーを
身につけることだと考えています。

金融資本主義の崩壊・トークンエコノミーへ

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