旅費を節約するための香港チョンキンマンション重慶大厦活用術
香港デモと格差社会の話はこちらに書きました。香港へ出張中の日本人男性がデモに巻き込まれて負傷してしまいました。
また自由に安全な旅ができる香港に戻ってくれることを夢見て今回は安宿集合ビルディング・チョンキンマンションについてです。
Chungking Mansions(チョンキンマンション)重慶大廈の内部構造
チョンキンマンションは1961年に建てられた最大17階建てのビルがABCDEと名付けられている5棟合体している複合ビルです。
トップ画像は2008年の改修工事まえの画像で小汚い怪しい雰囲気を醸し出していますが、現在のチョンキンマンションはこんな感じです。
チョンキンマンションの一階エントランス部分のようすはこちらで、
両替商、インドやアフリカの土産物屋、カレー屋などの食事をする店などが奥へと伸びていきます。
部屋数1800とされている安宿やゲストハウス
チョンキンマンションに入ると、外国人だとわかれば売り子のチラシ攻撃をまず掻い潜らなければなりません。
たくさんのレストラン、スマホやSIMカードを売る店、安い雑貨を売る店が1階にひしめいています。香港の物価を考えても安いものが売られていることで知られています。
インフォメーションボードにかかれているゲストハウスやホテルの数が圧巻です。
安さを顕示できるよう○○ゲストハウスとしているのが多いです。フォーチュンゲストハウス、ニュー北京ゲストハウス、ニューアジアゲストハウスなどなど、、、。
東京ハワイゲストハウスというのもありもうネーミングセンスがめちゃくちゃです。目立ちさえすればいのですね。
もちろんほとんどの部屋は狭いですが清潔に保たれているところもあり、3000円程度で一泊できるのであれば格安と言えますね。
ただし気ままな一人旅用やバックパッカー専用という感じは否めません。2つベッドがある部屋や家族が泊まれる部屋もあるようですが。
そして特に女性の一人旅で安心して行ける国などなかなかありませんので、このようなところに宿を求めるのはおすすめできません。
チョンキンマンション4K散策動画
通路天井の配管がむき出しだったり、全体的に薄暗かったりと場末感たっぷり。店の外にまではみ出して商品が所狭しと陳列されています。
カメラマンは日本の方なので色々な人種にカタコトの日本語で話しかけられています。
突き当たって外にでるとゴミ箱が並んでいるのですが乱雑な様子が見られます。店内もダンボールむき出しに積まれているので見えない外の酷さが理解できます。
インド人アフリカ人が多いですね。インフォーマルでラフな半袖が空気のゆるさを感じさせます。チョンキンマンションはタンザニア人のビジネス拠点になっています。⇒チョンキンマンションのボスは知っている
旅という行為はホテル代がかからないと安付きますね。する行動が同じであれば安宿でも良いという方もいます。
せっかくの旅行の時くらいケチりたくないといって旅行貧乏になる女性もいます。気持ちは分かりますがそのせいで貯金が貯まらないのは考えものです。女性は宿をケチると危険な目にも遭いますからケチらない方がよいですが、頻度を考えないといけないですね。
11月24日に投票があった香港区議選ですが、8割以上を民主派が占めました。中国の圧力が日増しに高まる中香港は一体どうなってしまうのでしょうか。