ご注意ください! 国際ロマンス詐欺にだまされないために
◆ 国際ロマンス詐欺とは?
最近多いのが「恋愛」をエサにした詐欺です。
SNSやメール、マッチングアプリなどで知り合い、
「愛している」「結婚したい」と親しくなったあとに…
👉 「渡航費が足りない」
👉 「プレゼントの通関料が必要」
👉 「急な病気で治療費がかかる」
などと理由をつけて お金を要求してきます。
このようロマンス詐欺をしかけてくる国、第一位はアフリカのナイジェリアです。
あなたに「愛してる」「結婚したい」などと甘い言葉をささやいてくる相手は
アフリカの黒人青年詐欺師の可能性が高いです!
◆ よくある被害の流れ
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きれいな写真や立派な肩書きで近づく
(軍人・医師・経営者などを装う) -
毎日甘い言葉を送ってきて、心をつかむ
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恋愛や結婚をほのめかす
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信頼したころに「お金が必要」と言ってくる
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送ってしまうと、次々と理由を変えて追加請求
1回でも送金してしまうと送金に対する心理的ハードルが下がってしまうので、
身ぐるみはがされて、いよいよ何かおかしい!と気付くまで何回でも送金してしまいます。
海外に送金し、騙されたお金が返ってくる確率は0パーセントです。
◆ 被害者が言いがちなセリフ
最初はちょっと自慢のつもりでお友達にしゃべってしまいますが、
友人や家族が「危ないよ、それ詐欺だよ」と注意すると…
「彼(彼女)はあなたの思うような人じゃない!」
と強く信じてしまうのも特徴です。
ですが、その“特別な人”こそ詐欺師なのです。
特別では全くない人を”特別な人”と思わせることが詐欺師の仕事なのです。
ご家族や友人のアドバイスは素直な気持ちで聞きましょう。
◆ ロマンス詐欺を見抜くポイント
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写真をGoogleで検索すると、別人やモデル写真が出てくる
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日本語が不自然、ビデオ通話を避ける
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早い段階で「愛している」「結婚したい」と言ってくる
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少しでも金銭の話が出たら詐欺の可能性大
◆ 自分でできるチェック方法
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画像検索
写真をGoogleレンズなどで調べると、同じ写真が別の名前で使われていることがあります。 -
文章検索
メッセージの一部をコピーして検索すると、同じ文面が世界中で使い回されているのが分かる場合があります。
- ビデオ通話をする
これが最も有効です。相手がナイジェリア人少年詐欺師だった場合顔出しできるわけがありませんし、日本語どころか英語すら話せない可能性もあります。マニュアル通りにテキストをコピペ送信するのが仕事だったりします。 しかしビデオ通話で異常がなかったとしても安心しないでください。ビデオ通話専門の業者が背後にいる可能性もあります。ですがビデオ通話を嫌うようであれば一発アウトです!
◆ 被害を防ぐために
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「お金の話」が出たら即ストップ
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少しでも不安に思ったら、家族や友人に相談
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警察のサイバー犯罪相談窓口や、消費生活センターに連絡
まとめ
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「恋の言葉」と「お金の要求」はセットで現れる=詐欺のサイン。
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相手がどれだけ“誠実そう”でも、送金は絶対にしないでください。
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早めの相談が被害を防ぐ最大のカギです。
📞 ご相談は最寄りの警察署または #9110(警察相談専用電話)へ
📞 消費生活トラブルは 188(いやや!消費者トラブル)
あなたが恋心を抱いてしまった相手はナイジェリアの少年かもしれません。