貧乏人はなんとしでも自炊の能力を手に入れろ!栄養有る貧乏飯のススメ
貧困脱出に先ずは炊き込みご飯と味噌汁を作れるようにせよ
「てめえ、貧乏人のくせにコンビニ弁当買ったり外食してんじゃねーよ!ぶっ飛ばすぞ!」とワープア太郎は派遣の先輩にどやされたことがあります。青天の霹靂でした。
先輩の弁当はいつも炊き込みご飯と卵巻きでした。その時以来、貧乏先輩の教えを守り食費が激減し、低年収ながら生活が楽になりました。
その教えを貧乏先輩から私ワープア太郎、そして貧乏後輩であるあなたへ伝授したいと思います。
毎食毎食コンビニ弁当では食費がかかりすぎますし、健康に悪すぎます。
一日二食をコンビニの500円弁当で済ませると月3万円の食費がかかります。朝も食べたりおやつを買うともっとかかります。
そしてコンビニ弁当の空箱が蓄積してゴミ屋敷化の原因にもなります。ペットボトル飲料も同時に購入すれば更にゴミ屋敷化が加速する恐れもあります。
炊き込みご飯は超簡単だし栄養価も高いby貧乏先輩
残った野菜や鶏肉でも魚肉ソーセージでもなんでも混ぜて水入れて炊飯すれば栄養価の高い一品が仕上がります。
注意する点は水分の量だけです。研いだ米に具材と出汁(めんつゆなど)を入れてから米2合使ったのであれば米2合の線に合わせて炊くということです。
amazonで買える3合炊の激安炊飯器は上。3700円。レビューの評価も高いです。鍋でも炊き込みご飯はできますが、焦げ付いた時に洗うのが面倒で自炊チャレンジの出鼻をくじかれます。
なんとか4000円ほど捻出して3合炊けるこの炊飯器をゲットしましょう。3合炊ければ二食分は確保できます。
炊き込みご飯は米を研いで具材を切ってぶちこんで出汁と水を入れてスイッチを押すだけなののでこんなもの料理と言えるレベルのものではありません。
しかし栄養が取れて簡単なのでこれが作れるのと作れないのでは貧乏を凌ぐ上で大きな差がでます。絶対作れるようになりましょう。より美味しく作りたいという浴ができてきたらクックパッドなどで検索して自分好みのレシピを見つけましょう。
味噌汁は豆腐とワカメのワンパターンでよろしいby貧乏先輩
炊き込みご飯と合わせる汁物はワカメと豆腐の味噌汁から始めましょう。
全部貧乏先輩からの受け売りです。他に良いものがあれば勿論アレンジしてもらって構いません。
乾燥わかめは安いですし日持ちもします。豆腐は一丁20円のとかでも栄養価は高いものと比べ栄養価はさほど変わりません。安い乾燥わかめは中国産。安い豆腐の大豆は輸入もので食の安全にこだわるのであれば避けるという選択肢もあります。
ですが、貧乏先輩にも後輩貧乏人の私ワープア太郎にもそれ以外の選択肢はありません。日本の食の安全基準を日本の企業が守っていると信じるしかありません。
中国産の素材であっても毎食コンビニ弁当よりは段違いで健康に良いです。
味噌は安い味噌でも出汁など加える必要はありません。おたまに少量とって鍋のお湯に入れ、ダイス状の豆腐とワカメをぶち込むだけです。どうしてもまずいなら味のものとのほんだしを少量いれると良いでしょう。
豆腐は一丁を半分に切って、半分は味噌汁に、半分は鰹節と醤油や生姜で冷奴で頂きます。これで3品準備できました。
健康に良いサバ缶なんかを安く買ってきて身をほぐしていれれば動物性タンパク質も取れます。その際サバ缶の汁も全部使えば味付けにもなるし栄養の取りこぼしがないよと教えてくれたのもまた貧乏先輩でした。
仕事のことよりも節約サバイバル術ばかり教えてくれた貧乏先輩でしたが、その時の私の目の輝きが尋常でなかったからというのも今考えたらあったと思います。それくらい貧乏でした。
安いお米を探せばスーパーで10キロ2000円くらいで見つかります。
amazon最安値はももたろう印の生活応援米10kg2480円(送料無料税込み)
10キロは約66合。おかずが少ないので米を多めに食べるとして1日2食3合と考えると66÷3=22日分で2480円。一日換算だと2480÷22=約113円。
食費は給料の15%が理想とされていますから、手取り14万円の薄給であれば21000円です。毎日自炊すればこれくらい余裕で達成できます。手取り14万円なのですからこれくらいできないと貯金もできません。マストです。
旬の安い野菜は栄養価が高い!徹底的に活用せよ
スーパーに通いなれてくると食材や調味料の値段が覚えられるようになりますし、旬の安い野菜が分かるようにもなります。
旬で栄養価が高い野菜を中心に炊き込みご飯にすれば健康面でも経済面でもお得です。
そして炊き込みご飯、味噌汁、冷奴生活に慣れた上に飽きてきた場合、次のステージの料理に進めばよいのではないでしょうか。
値段は上げないようにして料理のバラエティーを増やすことはとても面白い趣味としてもおすすめです。
貧乏でも精神は豊かでいたいものですし、貧乏なりに突然の出費に耐えられる貯金はどうしても持っておきたいです。心に余裕がでてきますから。
卵巻きができるだけで弁当まで作れるようになるぞby貧乏先輩
上の方でも述べたように、貧乏先輩の弁当はいつも何かしらの炊き込みご飯と卵巻き、そして景気の良い時はなんらかの冷凍食品が付いていました。
冷凍食品は冷凍保存が原則なので過剰な保存料が添加されておらず健康にそれほど悪くないと教えてくださったのもこの貧乏先輩でした。
コツを覚えれば誰でもできるから100均で300円するけど買っておいた方がよいと貧乏先輩は言いました。
独身の卵焼きに使う卵は1個です。卵一個で一人分の卵焼きを作ると卵液が足りずにへんてこな卵焼きが出来上がってしまいます。
ですから最初だけ卵焼きフライパン全面に卵液を流し込みそれを縦半分に重ねて以下片面だけ使って巻き込んで肉厚に仕上げます。
貧乏先輩は俺が発明した!とドヤ顔だったのですが、調べてみると皆普通にやっていました。
炊き込みご飯と卵焼きと冷凍食品一品レンチンは慣れればすぐできます。これプラス自作ペットボトルのお茶で食費が圧縮できます。
ペットボトル飲料なんて貧乏人は買うんじゃねえ!
これも貧乏先輩の教えです。
コンビニの安いお茶でも1本100円はします。週五日働いて年間240日このお茶を買えばそれだけで24000円にもなります。
私が愛用しているお茶は水出しほうじ茶ティーバッグ。
50パック×2個入りで600円。
私は2Lのペットボトルの水に対して1ティーバッグを使います。1ティーバッグペットボトル4本分作れます。薄いですが色も付きますし、水よりも断然弁当に合います。
100ティーバッグあれば400本のペットボトルが作れ家で飲む分を含めても余裕で1年分あります。貧乏人ワープア太郎のお茶代は年間600円でございます。
自炊できるだけでその日暮らしの赤貧から普通の貧乏人くらいにはなれる
ということがここまで読めば少しはお分かり頂けたのではないかと思います。
その日暮らしの赤貧はその日に要る分を近所のコンビニで調達するという劣悪コストパフォーマンスの日々を積み重ねることによって一円も余裕のない生活に押しやられ、ネットカフェ難民からホームレスへと身を落としてしまうことになるのです。
節約という概念やスーパーで食品を買うという発想がなかったりする人もいるのだと思います。
まず諸悪の根源であるコンビニ生活から脱出することを始めてみましょう。