越後湯沢のリゾートマンションでビジネスチャンスはあり得るか

2019年5月6日

注)画像はポルトガルのヴィラです。

湯沢のリゾートマンションの安いものは30万どころか、、、

越後湯沢のリゾートマンションが暴落しているというニュースを日々目にしますね。

質・量ともにリゾート不動産ナンバーワンの座を狙っていらっしゃる株式会社ひまわりさんのホームページで湯沢の物件をみてみますと、

一番安い物件はなんと、、、、

たったの10万円です!

リビングダイニングキッチンが8.5畳、6畳の和室とユニットバス付です。

大浴場、無料駐車場、ペット可の物件であります。12階建ての5階、築40年、管理費27000円弱。

築40年ですと1970年代後半に建てられており、旧耐震基準ですし建物としての価値はほぼゼロと考えてよいでしょう。

東京など都市圏ではないので立地は最悪で冬場を考えると住めるところではないのでスキーリゾートとしてしか
やはり使えず10万という価格も相応でしょう。

この10万の物件でも固定資産税は4,5万払わないといけませんし、水道電気ガスは払わないといけない、管理費等の27000円に修繕積み立て金も入っていたとしても27000円×12で324000円。

全部込みで40万は余裕でみておかなければなりません。

この物件のオーナーさんは40万前後を毎年支払っているのです。

それに耐えられずに売りにだしているのですから、もうこの物件は交渉すれば無料になるでしょうね。

このように30万円以下の物件がゴロゴロしています。

築年数はかなりかもしれませんが、うまく利用しないともったいないと思います。

外国人労働者中心の日本酒造りで海外に輸出する

少子高齢化、人口減少で日本はもう外国人労働者を受け入れないと国が回っていかない情況になりつつあります。

外国人労働者を受け入れることで日本国内の日本人の労働が奪われることや賃金の上昇が抑えられるなど問題はありますが、国が受け入れを進めている以上、反対しても仕方がありません。

日本にとっても外国人労働者にとってもよい仕組み作りを進めることができれば光が見えてきます。

日本酒の名産地である湯沢の地で外国人労働者を受け入れての日本酒作りをします。

その際の住まいとしてルームシェアできる間取りの物件を斡旋できれば彼らも一人あたり2万程度で住処を確保することができます。

国内では伸び悩むが海外で売れ行きが増えている日本酒をこの地で海外向けに製造販売できれば外貨も獲得できることになります。

外国人労働者で高齢者施設を回す

介護の仕事は日本人には安くて劣悪な労働環境ですが、外国人にはそうではない国もあります。

労働者にも施設住居者にも価値なしリゾートマンションを安く利用してもらえば利用者も増えるのではないかと思います。

外国人研修生の研修基地にする

また、外国人留学生の研修基地として湯沢を機能させるということもできましょう。

このように安い物件をソーシャルキャピタルとして利用できればそこに人も集まり、人口が増えれば商店も必要になり、街が活性化する可能性もあります。

全て思いつきで書いているので実現性はないのかもしれませんし、行政の力なしでは無理かもしれません。

しかし、困ったなの裏には必ずビジネスチャンスが潜んでいます。

個人としては利益にならないかもしれませんが、社会的に利益になり国が良い方向に動くようなこともこれからは必要だと思います。