高級議員宿舎のお値段とスキャンダル。国民の批判集中は不可避か。
議員宿舎の賃料が安すぎる、けしからんとマスコミが定期的に騒いでいますね。
旧赤坂宿舎改め新赤坂宿舎の安すぎるお家賃
2007年に完成した港区赤坂にある新赤坂宿舎。
地上28階、地下2階の30階建て。
戸数は300をほこり、間取りは82平方メートルの3LDK。どの部屋も全て同じ間取り。
家具備え付け。看護師が24時間常駐しています。
都心の一等地赤坂でお家賃10万円とちょっと。このあたりで同じ間取りの民間相場は50万くらいといいますから約5分の1に抑えられている超お得賃料となっております。
そもそも議員宿舎は地方選出の国会議員の方のための東京での宿舎ということになっています。
また災害時の緊急対応などのためにも議員宿舎は使われるとのことです。
国のために地方からでてきて働くのですから、任期の間快適に生活することは必要かと思われます。
しかし家賃が安すぎるというのは国民から批判されるのも仕方がありません。
お笑い、松島みどり元法務大臣
2016年国会で居眠り、読書、スマホ閲覧映像をインターネットに流され話題となった松島みどりさんも議員宿舎の安さにツイッターで物申していた方です。
2012年のツイッターで赤坂の議員宿舎の家賃が相場の5分の1であることを挙げて
「『消費増税の前に身を切る改革』と言っているのに、
与野党とも恥ずかしくないのか。
23区内居住者は入れない規則なので私は無縁だったが、
これほど職住接近で広い『社宅』は必要ない」
2014年法務大臣に就任すると大臣をやるには自宅からだと遠すぎること、警備に不備が生じるとの理由で赤坂宿舎に例外的に入居しました。
松島さんは東京23区内にご自宅があります。
死語ですが、完全なるオバタリアンですね。傍若無人もいいところです。
初登庁を拍手で出迎える職員の人数が少ないことに激高激怒して帰ろうとしたニュースも記憶に新しいです。
彼女が国会で読んでいた本はこれだそうです。
自身も女帝になりたかったのでしょうか。
議員宿舎を宿泊施設代わりに利用していた有名議員達
議員宿舎には家族以外の者をみだりに入れてはなりませんし、ましてや泊めてはいけません!
現社会民主党の党首である又市征治氏はマッサージ嬢を議員宿舎に呼びつけて密会を重ね、2007年週刊新潮にすっぱ抜かれ、事実無根だと訴訟を起こすも翌年には訴訟を放棄。事実と認めた結果になりました。
性的にもかなり赤裸々すぎることが新潮には書かれましたが、2018年2月に社民党の党首に就任されました。
人間とは逞しいものだと思います。なにかとすぐめげてしまう私ですが、又市氏を見習いたいと思います。
2017年74歳で胃がんでなくなった元国家公安委員長中井洽さんも銀座のホステスさんに赤坂議員宿舎のカードキーを渡して逢瀬を重ねておられましたね。
女性問題で糟糠の奥様を自殺に追いやった後は独身を謳歌なさったようです。
やはりお金は人を変えてしまうようです。
私も気を引き締めて余生を過ごしたいです。
元政治家タレント杉村太蔵氏は自分自身も女性にカギを渡して泊めていたと2017年のテレビ番組で発言していました。
セキュリティーがとんでもなく厳重なのに女性は簡単に出入りできるという裏ルールでも存在しているのでしょうか。
入り口の警備員は訪問先を告げ確認がとれると簡単に入れてくれるようです。みんな女性を連れこんでいるから暗黙の了解なのでしょうか。
政治家スキャンダルまとめ
公務員や政治家であるから品行方正でなくてはいけないとか不正はけしからんとかいわれがちです。
しかし自分の欲望を消し去り他人のためだけに生きられる人間なんてなかなかいません。立派なお坊さんだってそのように生きられる人は稀です。
人は自分の生きている階層でその周りの流れや慣習、ルールにそって動いているのではないでしょうか。
そして他人にたいして「けしからん!」と感じる時は少なからず嫉妬の感情もあるのではないかと思います。
特に甘い汁を吸っていることが分かると羨望度数も跳ね上がります。
ところがその甘い汁に至るまでの過程である、苦労や努力と言った物には思いを馳せないのです。
当選して「これで俺も料亭で飯が食える」と失言して怒られていた人もいましたね。
何を言いたいのかというと結局は過去の自分と今の自分は繋がっているということです。