18歳成人法で若者ターゲットのクレジット契約が増加し被害者も増える?

2018年6月15日

若者を狙う悪質クレジット契約の歴史

金融リテラです。こんにちは。

18歳で成人となりますと、これまで出来なかった買い物が親の許しを得ずして買えるようになります。クレジットカード契約やローンを自分の意思で実行することができるようになります。

20歳をすぎると色々な勧誘の電話がかかってくるようになっていたのも、クレジット契約を組める年齢に達し、しかも社会経験がすくないので、押せば逃げ切れず契約を結べるためおいしいおいしい客の年代が20歳になりたての若者なのです。

それが2歳も引き下げられるとなりますと、てぐすね引いて待っている業者がわんさかいそうです。

若者もバンドルカードなど安易に利用しない

高額な絵画を購入させる絵画詐欺商法

繁華街などで綺麗なおねえさんが上の画像のように気さくにイベントやっているからこないかなどと巧みに話しかけてきます。

時にはボディータッチしてきたりと積極的なので、かわいいし、いい人そうだし、と断りにくくてギャラリーに連れて行かれると気の弱い人には地獄が待っています。

サイズは大きいもののただの安価な複製品(シルクスクリーン等)なので美術品としては価値のないゴミを数十万円で売りつけてきます。詐欺ですね。

高額英会話教材押し売り=アポイントメント商法

可愛い声の女性から電話がかかってきてアンケートに答えたら景品をあげるとか言われて喫茶店やファミレスなどに呼び出されます。

声からの想像に違わぬ美しい若い女性が登場します。

しばし雑談していいかんじにデート感覚を楽しんでいると旅行の話からやんわりと英会話の話に流れを変えられれ、結果は高額英語教材をクレジット購入させられます。

悪徳クレジット契約業者の詐欺から身を守る方法

対策としましてはファミレスに出向くときにこちらも相手に対して何らかのクレジット契約書を準備します。

交換条件で相手の英会話教材をクレジット購入するからあなたも私の保険を購入して欲しいという風に持ちかけます。

このような詐欺商法に手を染めている女性は低学歴で頭がよいはずありませんから、怖がって引いてくれることでしょう。

場合によってはお互い詐欺会社勤務で大変だよな。

と自分も詐欺会社で勤めていることにして愚痴をこぼしあえば本当のデートにこぎつけられる可能性もでてきます。

自分で作る自社割賦販売契約書の雛形はこちら

アポイント商法で営業所に出向いてしまうと脱出が困難

呼び出し先がファミレスや喫茶店なら周りの人の目もありますし、コーヒーの伝票を取らずに無言で逃げても問題ありません。伝票を取って逃げるほうがベターですが。

しかし営業所や事務所に出向いてしまった場合は話が違います。

契約するまで帰れま10がスタートいたします。

事務所の中のさらに個室に通されてクロージングされます。

壁側に極悪社員が陣取り、あなたは壁にいる社員の顔しか見れないようになります。

そしてこの個室には窓も時計も置いてないため、時間の経過が分からないようになっています。

深夜三時まで軟禁されたという事例もあります。

携帯も無い時代は大変だったと思いますが、帰りたいのに帰らせてくれないのは逮捕監禁罪に相当しますから、110番通報すれば相手は何もできないのではないでしょうか。

監禁による困惑を証明することは消費者側には困難なことですので、とりあえず事務所や営業所の呼び出しには応じないことです。

それでも行きたい場合はボイスレコーダーをオンにした状態で対処することをお勧めします。

自分ひとりで会話する悪徳勧誘セールスマン

宝石、毛皮、エステ、英語教材、旅行会員権など様々なものを上記したような悪質な手法で特に若者からお金を掠め取っているのが悪徳詐欺会社です。

先ほども述べましたように、事務所で監禁された場合、消費者は帰りたい一心ですからセールスマンの言っていることも頭に入りませんし、購入する意思がないのですから、会話が基本的には成立しません。

「~ですよね?」とか言われても長時間監禁されているとだんまりを決め込むようになってきます。

そうするとですね、セールスマンは間が持たなくなるので、自分の発言に対して自分で相槌を打つようになってくるのです!

「○○さんにとっても決して悪い話ではないと思うんですよね。うん。今ちょっと迷ってるって気持ちはありますよね。うん。そうだったらこのように考えたらどうでしょうか。うん。」

というような感じで話しを進めて行き、このような一人芝居に疲れてくるとイライラして発言が暴力的になってくることもあります。

「え、まだこの商品の良さ分かってもらえない?うん、だったらこっちは分かってくれるまで説明させてもらいますから。うん」

このくだりは昔お笑い芸人のロバートがコントでやっており、かなり実際と似ているため、ちゃんと調査して作り上げたネタなんだと感心したことがあります。

動画ありました。お時間ある方はどうぞ。

若者がクレジット契約詐欺被害に遭わないためには

親の教育が必要だと思います。しかしそのような教育に感心のない親御さんのお子さんが被害に遭うので、このような声を上げても意味がありません。

騙される人はそういう環境で育ってしまった人。よって18歳で成人になればより多くの人が騙されるという運命には逆らえないような気がします。

中学の公民で習うクーリングオフという言葉だけでも若者には
しっていて欲しいと思います。

若者はクレジットカードのキャッシングの怖さも学びましょう